登録後のチャンスは無限に広がっている

登記実務

いよいよGW突入ですね。お天気も良く行楽日和になりそうです。

司法書士界隈のお休み事情ですが、普通にカレンダーどおりです。法務局に合わせてお休みを取りますが、通常通り月末は決済が集中しますので出勤せざるを得ないです。5月に入れば1日くらいなら仕事の進み具合で有給を取れるかもしれません。

さて、今日は司法書士の職務についてお話します。

日常の業務については、所属する事務所の方針によって異なるでしょう。不動産の決済が多い事務所、企業相手の商業登記が多い事務所、相続や遺産整理の相談が多い事務所などなど。

それとは別に、司法書士として請け負わなくてはならない職務があります。それは「法律相談員」です。

私の所属する神奈川県司法書士会川崎支部では、区役所での相談員のお仕事が半期に一度回ってきます。所属後1年間は回ってこないと聞いていたのですが、登録から早々に名簿に名前が載っていました・・記念すべき?初の担当は6月中旬とのことで、正直焦っています^^;

川崎市の司法書士相談は下記の2種類あります。

司法書士が、相続、遺言、成年後見、不動産登記と手続きなどの相談、その他くらしの問題に関する相談 https://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000056110.html

認定司法書士が民事に関する紛争(ただし、140万円以下のものに限る。)及び相続・遺言・成年後見、不動産登記と手続きなどの相談、その他くらしの問題に関する相談https://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000056110.html

私は一応認定司法書士ですから、2番目の相談を受けることになります。つまり、クレサラ問題から建物賃貸借のトラブル、交通事故などの不法行為による損害賠償請求など、民事訴訟の分野の知識も入れておかなければなりません。

日常の業務ではほぼ扱いませんから、必死に実務書を揃えて勉強しているところです。民法の受験知識だけでは到底足りません。。(それで、急に債務整理についてのブログを書くに至ったわけなのです)

ところで、司法書士会からほぼ毎日、5〜6通はメールでお知らせが来ます。

内容は、新制度の注意喚起であったり、研修のお知らせだったりさまざまですが、時々各種相談員の募集のお知らせがあります。実際にここ数ヶ月の間でこれだけの募集のお知らせが来ました。↓↓

  • サンルーム新横浜(無料定額宿泊所)生活困窮者向け法律相談
  • 14士業合同相談会
  • 高齢者及び子ども等の権利擁護ワーキングチーム委員
  • 全国一斉「いのちと暮らしを守るなんでも相談会」
  • 医療機関における「ベッドサイド法律相談」

他にも、高校生向け法律相談、被災地における法律相談、中には某大学の法学部専任教員なんていうのもありました。無償ではなく日当をいただけます。

やはり将来的にはやってみたいところです。少しでも地域の方々のお役に立つことが次なる人生の目標なので。ですが、まだまだ経験が浅くて自信がないので、当面先になりそうです。今は少しでも多くの実務経験を積んで、百戦錬磨の司法書士になりたいです!

司法書士会では、知識を補完すべくあらゆる研修も用意されています。オンラインで時間場所を選ばずどこでも気軽に受けられるので、活用しています。また、後見業務に関してはリーガルサポートという組織に所属することで、業務の委託も受けられますし会員間での情報交換もできます。

このように、登録後も手厚いサポートが受けられます。業務の幅を広げるチャンスもたくさん待っているのです。

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