緊急入院してしまいました

50sのリアル

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。

3月中旬に緊急入院してしまいまして、先週末に退院してから1週間ほど経ちました。退院した週明けから職場復帰し、不安ながらも何とか1週間、仕事をすることができました。

元はといえば、もともと貧血状態ではあったのですがここ1年くらいで急激に悪化した感じがあり、例えば少し歩くだけでも胸が痛いくらいの動悸・息切れ、月経過多による出血過多など、一度診察を受けなければいけないと思っていました。

たまたま休みが取れた平日に近所のクリニックを受診したところ、ヘモグロビンの値が異常に低く、このまま帰すわけには行かないとなり、救急車で総合病院に搬送された次第です。

自分では通常どおり元気なつもりでいたので、重病人でもないのに救急車に乗せられている自分の姿がちょっとシュールに感じました^^;

病院に着くなり、緊急で5パックもの輸血をされ、MRI検査、レントゲン検査と続き、2日後には子宮全摘手術となったわけです。

子どもたちの卒業式を間近に控え、仕事も年度末で一番忙しい時期だったので、手術をもう少し後回しにできないかとも考えたのですが、いつ心不全を起こして倒れるかわからない、大出血を起こして倒れるかもしれない、突然死してもおかしくないですよ、と何人もの医師の方々に諭されて事の重大さを認識しました。

入院中は大勢の看護師さんにお世話になり、励ましの声かけをしていただいて、感謝しかありません。

また、自分が輸血をされる身になるとは夢にも思っていなかったので、献血をしてくださっている方々にも感謝してもしきれない、という気持ちになりました。

結局入院は11日間に及びました。両腕に点滴の管が繋がれ、背中にも麻酔の針が入りっぱなし、術後の傷は痛いし、寝たきりでは腰も痛くなるし、動かないのでお腹も張るし、相部屋なので夜は熟睡もできず・・で途中辛くて涙が出ました。

でも、ちょっと立ち止まって自分の身体を見つめ直すいい機会になりました。何しろ、ここ10年近く人間ドッグを受けずにきてしまい(簡単な健康診断は受けたのですが)、その間に徐々に貧血や子宮筋腫が悪化していたわけです。

低すぎるヘモグロビン値も、長い期間をかけて徐々に低下していき、慢性的な貧血であったため、身体が慣れてしまっていたのだろう、通常であれば立っていられないほどの数値であるということでした。改めて、貧血といえど恐ろしいですね。負担をかけすぎて酷使してしまった自分の心臓も、そんな状態でよく頑張ってくれていたと思います。

子育て、家事、仕事など、主婦はいつも自分を後回しにしがちです。子育てが終わったころの50代は更年期にさしかかることもあり、その陰に隠れて他の病気を見逃すことも多いそうです。まだまだ先の長い年齢ですから、自分を労り、ときどきはしっかりと身体のメンテナンスをしましょうね。

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